各校の探究学習取組紹介
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静岡県立小笠高等学校
最終更新日:2025年7月24日
学校概要
課程・学科 全日制 総合学科
所在地 〒439-0022 菊川市東横地1222-3
TEL 0537-35-3181
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探究学習取組紹介

目指す生徒像  県内屈指の授業科目数を誇る総合学科高校として、校訓「至誠実行」のもと、生徒一人ひとりのニ ーズに対応した授業や、充実した探究的な学習・課題解決型学習を通して、地域社会の未来を支え貢 献しようとする人材の育成を目指す。(スクールミッションより)
概要 1 スクールミッションを踏まえた探究的な学びの充実
 「自己開発の時間」(総合的な探究の時間)(3単位)に加えて、3年次生は「課題研究」(2単位)を履修し、探究的な学びの充実に努めている。また、「産業社会と人間」等の教科でも探究的な学びを取り入れている。
2 「探究活動の積み重ね」を意識した教育課程の編成
 「自己開発の時間」(総合的な探究の時間)を分割履修にすることによって連続的かつ発展的な学習活動が行えるように教育課程を編成している。また、小学校や中学校等との接続も視野に入れた取組を積極的に行っている。
(1) 1年次
 ・「産業社会と人間」(2単位)では、職業に関する意識を深め、自分が将来、どのような進路に進み、生きていくかを学んでいる。
 ・「自己開発の時間(進路探究)」(0.5単位)では、自分の進路を題材に、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力の育成を目指している。
(2) 2年次
 ・「自己開発の時間(地域探究)」(0.5単位)では、地域を題材に、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力の育成を目指している。
(3) 3年次
 ・「自己開発の時間(茶文化)」(2単位)では、教科・科目等の枠を超えて探究する価値のある探究課題として「茶」を設定し、各自が茶に関するテーマを設定して探究活動を行っている。
 ・専門教科では「課題研究」(2単位)、共通教科では学校設定科目「課題研究」(2単位)を開設し、各系列で探究的な学びを実施している。
3 課題解決型学習の発表
(1) 「産業社会と人間」発表会(9月)
 ・各系列の代表グループ(3~4人)が全体発表を行う。
(2) 地域探究発表会(9月)
 ・各系列の代表者(1人)が全体発表を行う。
(3) 茶文化発表会(1月中旬)
 ・各HRで個人発表を行う。
(4) 「課題研究」発表会(1月中旬)
 ・各系列の代表グループ(3~4人)が全体発表を行う。
(5) 菊川市高校生まちづくりプレゼンテーション大会(1月下旬)
 ・「産業社会と人間」、「地域探究」、「課題研究」の各発表会で選出された代表者が菊川市役所で行政機関や地域の代表に向けて成果を発表する。
キーワード 地域連携
外部連携先  菊川市市民協働センター、日本茶インストラクター協会、菊川市立図書館、菊川市立総合病院、社会福祉法人草笛の会、横地保育園、子ども食堂 他

特徴的な取組

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中学校との連携
 5月17日、菊川市立岳洋中学校「高校生探究学習プレゼンテーションから学ぶ会」に招待され、健康系列(福祉系)と農業科学系列(生物生産系)3年次生の代表が探究学習の成果を発表しました。
中学校との連携
 6月27日、菊川市立東中学校のオンライン授業「高校生が探究のテーマをどのように設定しているのか」に3年次生が講師として招待されました。小笠高校と菊川東中学校をWeb会議ツールで結び、各系列の3年次生が「課題研究」で取り組んでいる研究のテーマ設定について、中学3年生に説明しました。
職員研修会の実施
 12月16日、探究活動に必要なスキルへの知見を深めることを目的に職員研修会を実施しました。講師としてSBS番組プロデューサーの鈴木俊夫氏をお招きしました。他校の事例から自校の探究活動を振り返る、他者から話を引き出す手法の演習等を行いました。

取組の様子

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【01月29日】
 各年次の代表が「菊川市高校生まちづくりプレゼンテーション大会」で探究の成果を発表しました。
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【01月23日】
 令和6年度「課題研究発表会」を開催しました。1年次生から3年次生まで合計12の発表がありました。
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【01月15日】
3年次生の各HRで「自己開発の時間(茶文化)」の発表会を行い、1年間の成果を発表しました。